この作品は、『モーニング』（講談社）で連載されている大ヒット歴史コミック『チェーザレ破壊の創造者』（惣領冬実氏原作）をミュージカル化。15世紀に活躍し、31歳の若さで亡くなったイタリアの軍人であり政治家、チェーザレ・ボルジアの理想に燃えた戦いを描いたもの。

2020年4月〜5月に上演予定でしたが、コロナ禍によって、全公演が中止となっていました。

チェーザレが大学で出会う学生、アンジェロ・ダ・カノッサ役の山崎くんは「2020年、明治座に入る本当に一歩手前で中止になってしまったあの日のことをすごく覚えていて、こんなに簡単に舞台って中止になってしまうんだなと、あのとき初めて実感しました。今回こうやってアンジェロ・ダ・カノッサを演じさせていただける、そしてみなさんに届けられることを心からうれしく思っております。やり直したかった気持ちが本当にあったので、『チェーザレ破壊の創造者』ということで、今まで作ったものを壊して、新しいものをまさに作り上げて、これからみなさんに届けられることをうれしく思います」と挨拶。