30分以上に渡るトークコーナーを終えて、いよいよ『FIREWORK』の披露へ。先ほどまでの和気あいあいとした雰囲気から、きりっとアーティストの顔に切り替えて舞台のポジションに立つ9人。

メロディアスなイントロ部分からエネルギー放出量を全開にして、歌い、踊るメンバーたち。腕の角度、指の形までピタリとそろえた群舞は、ひとつの大きな生命体が表れたかのようなド迫力で、記者席からも「おお～」と声が上がるほど。メンバーをリフトするといった大掛かりな振り付けをノールックで決める場面は、互いを信じ合い築いてきたチームワークの結晶！　思わずジーンと感動。

JOくんが説明していたように、人を思うことの切なさや、愛の喜び、そして嫉妬といったさまざまな感情が圧縮された『FIREWORK』は、エモーショナルな感情表現も必見ポイント。ダンスの要であるKくんを中心にドラマティックなパフォーマンスを繰り広げ、まるで1本の青春映画を見たかのような余韻をもたらしてくれました。

また、印象的だったのがLUNÉによる曲間のコール。メンバーにエネルギーを届けるかのように愛情を込めた声で合いの手を入れていて、&TEAMとLUNÉの“相思相愛”の関係を感じました。

この日のパフォーマンスとトークから強く感じたのは、「BTSの後輩」「グローバルグループ」という名を背負った者の覚悟と、自分たちの音楽を多くの人に届け、人々をつなぎたいという真摯な気持ち。観客席が限定的なイベントでしたが、9人の目線はすでに“世界”もしっかりとらえていると思いました。この先の活躍をJUNONも応援しています♡