　個性的なキャラクターと唯一無二の世界観のコントで今や大人気の空気階段が、第7回単独公演で全国ツアーを開催中！　2015年にヨシモト∞ホールで開催された第1回単独公演から着実に規模を大きくし続け、今回は全国10都市全29公演の最大規模で日本中に笑いを届ける。

PROFILE

空気階段

くうきかいだん　鈴木もぐら（すずき・もぐら）1987年5月13日、千葉県生まれ。水川かたまり（みずかわ・かたまり）1990年7月22日、岡山県生まれ。吉本興業所属のお笑い芸人。2012年にコンビ結成。実力派コント師として人気を博し、3度目の決勝進出を果たした『キングオブコント2021』（TBS系）では、ファーストステージで歴代最高得点を獲得し優勝。現在、『空気階段の踊り場』（TBSラジオ　毎週月曜24時〜25時）が放送中。

灯台の光は誰かが帰ってくるための光

第7回単独公演のタイトルは『ひかり』。どんな意味が込められてる？
　

かたまり　タイトルを決めたのが、僕にもうすぐ子どもが生まれるタイミングだったんです。子どもが生まれるなんて、人生において“光”でしかないだろうと思いました。あと僕は爆笑問題の太田光さんに憧れて芸人になったので、太田さんの“ひかり”もちょっと入っています。
　

もぐら　ふたりともこのタイトルで間違いないとは思っていたんですが、理由はそれぞれ違くて。僕は昨年ダイエットをして、1か月で20キロ落としたんです。痩せると決めたときに誰ひとりとして僕の成功を信じてくれなかったんですけど、ドラマで共演した石田ひかりさんだけが唯一「絶対にできます！」と勇気づけてくださったんです。その言葉を支えにして体重を落とせたというのもあったので、石田さんのお名前から決めさせていただきました。
　

薄明るい空に伸びる灯台の光が印象的なキービジュアル（ページ下部）は、関東平野の最東端、太平洋に面する犬吠埼で撮影されたそう。
　

もぐら　僕がいちばん好きな光が灯台の光なんです。安心感があるんですよね。漁に出ていった船は、あの光を目印にいつでも帰ってくることができる。友だちの家から帰ってきたときに自分の家の電気がついているみたいな、ほっとする感じ。海に向かって光がバーッと伸びていくのもカッコいいですし。まあ、いちばん“汁が出る”光はジャグラーのランプ（パチスロ機。ランプが点灯すると良い）なんですけどね（笑）。好きなのは灯台ということで。