デビューはK-POPアイドル。そして今、ソロアーティストとして母国の日本に拠点を移したMIYAさん。経験を生かしドラマ『パリピ孔明』に出演したり、ソロデビューシングル『MIYAO』をリリースするなど、活躍の幅を拡大中！　MIYAってどんな人？　韓国の思い出は？　彼女の魅力をたっぷり紹解します！

PROFILE

MIYA

ミヤ　1993年5月26日、静岡県生まれ。2018年、K-POP アイドルグループ「公園少女」のメンバーとしてデビュー。2023年より日本でソロ活動スタート。5/26 にイベント『38+62（MIYA とMUNI）』を東京・渋谷にて開催。「カッコいいパフォーマンスはもちろん、ファンのみなさんと盛り上がれるアットホームな内容です。ソロになって初の交流なのですごく楽しみ！」（MIYA）

大好きなK-POPアイドルのカバーダンスをしていました

　25歳のときに韓国に行き、「公園少女」というアイドルグループでデビューしました。当時から、グループでも個人でも、いつか日本で活動したいと視野に入れていたけど、2022年に帰国することになり、去年からソロで再始動することになりました。

　そもそも最初に芸能の世界に入ったのは保育園のころなんですよ。物心ついたときからドラマやCM、舞台に出ていて、楽しんでいた記憶があります。

　幼少期は元気いっぱいな子。静岡の自宅の裏に山があるんですけど、弟とその友だちと秘密基地を作りに行ったり、走り回ったり。まさに、自然のなかで活発に動く野生児でした（笑）。

　中高は部活のソフトボールに専念するため、子役の活動はストップ。高校卒業後は、K-POPアイドルに夢中になって、カバーダンスのチームに入りました。東京でひとり暮らしやシェアハウスをしながら、イベントに出てパフォーマンスをする日々。ダンスを続けるためにアルバイトをして生計を立てていました。ホームセンターの店員からティッシュ配り、書店員とか、いろんな仕事を経験しましたよ！

憧れていた韓国の音楽番組。スケールの大きさに感動！

　最終オーディションは韓国の事務所で行われました。ひとりで見知らぬ国に行くことは、そんなに怖くなかったです。心配より、夢見たことが目の前にあるワクワクした希望しかありませんでした。

　合格後はパフォーマンス技術を磨く練習生になるんですけど、それも短期間で終了。韓国に着いてから半年もたたず、自分でも驚くほどとんとん拍子で「公園少女」のメンバーに決まりました。

　いよいよ憧れのステージに立つ瞬間。いろんな気持ちが込み上げてきたけど、なによりセッティングの迫力に圧倒されました。韓国の音楽番組は国民的人気で、MVが撮影できるくらい豪華な照明やセットが組まれています。スタジオにはファンの方が観覧に来てくれるので、大きな声援をもらいながらライブのような臨場感を楽しめました。

　現地で言葉の壁には苦労したけど、ダンスでついていけなくなることはなかったです。ただ、私が日本でカバーしていたのはボーイズグループ。ガツッとした力強いパフォーマンスが体にしみついていたので、華奢なニュアンスを魅せるガールズの動きはあらためて勉強して踊れるようになりました。