まぶしすぎる笑顔が印象的な12歳。放送中のドラマ『スカイキャッスル』で、主人公・紗英（松下奈緒）の次女・真珠を演じている白山乃愛さんがJUNONに初登場です！

PROFILE

白山乃愛

しろやま・のあ　2012年7月11日、埼玉県生まれ。2022年、第9回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞。2023年、ドラマ『Dr.チョコレート』でデビュー。出演ドラマに『ゆりあ先生の赤い糸』『Re:リベンジ-欲望の果てに-』など。映画『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』が12月13日に公開。

演じる、真珠らしいピュアさを大切に

　「台本を最初に読んだときは、これまで出演した作品のなかで、いちばん“闘う系”というか、大人たちがバチバチしているのが強く感じられて、すごくびっくりしました。

　私が演じる真珠は、努力家で勉強ができるお姉ちゃんの瑠璃（新井美羽）が、お母さんをひとりじめしてると感じていて、すごく寂しい思いをしているように思います。でも台本を読んだときに、ほかの登場人物よりは落ち着いているというか、明るくてピュアな感じがしたので、周りのバチバチとは違うところでのお芝居ができるのかな？と思いました。ちょっとつらくなってしまうようなシーンもあるのですが、実際は、お姉ちゃん役の新井さん、（夏目健作役の松藤）史恩さんと一緒に帰ったり、みなさんとてもやさしくしてくれます。

芸能界に入ったきっかけは、憧れのアノ先輩⁉

　私自身は、お姉ちゃんがふたりいる5人家族で、お母さんとも仲よしです。お芝居のお仕事をするきっかけをくれたのも、お母さん。小さいころから人前に出るのが好きで、『コンフィデンスマンJP』の長澤まさみさんの演技に感動していた私に、お母さんが「『東宝シンデレラ』オーディションを受けてみる？」と言ってくれました。最初は「お芝居したことはないし、どうなるかわからないけど受けてみよう」くらいの気持ちだったんですけど、審査に残っていくうちに「頑張りたい」という思いが強くなっていきました。

　結果発表のステージに立っているときは「神様、お願いします」と祈りました。グランプリ発表で自分が呼ばれたときは、うれしいのとびっくりしたのと両方で。実際ドラマの現場に入ったら、たくさんの人の前でお芝居をすることに緊張しましたし、「自分の演技はまだまだだな」って。でも、お芝居にますます興味を持ちました。