まだまだ続きます！　私たちも平成ドラマにお熱♡

＼お笑い芸人／

荒川（エルフ）がおすすめ！

【PROFILE】

あらかわ　1996年8月30日、大阪府生まれ。A型。お笑い芸人・「エルフ」。2016年に相方のはるとコンビを結成し、ボケ・ネタづくりを担当している。ポジティブなギャルマインドが、若者たちの人気を集めている。

『メイちゃんの執事』

悩みごとすべてを解決してくれて、幸せになれるドラマ！　女子の奥底に眠る「圧倒的な味方が欲しい！」という夢を見せてくれ、小学生のときは友だちと誰に執事になってほしいか激論していたものです。

魅力的な登場人物がたくさん登場しますが、やっぱり水嶋ヒロさん圧倒的！！（スキ×10）ドラマ終盤の水嶋さんと向井理さんの決闘は涙を誘いました。そして時は流れ、28歳になった今、私は鈴木亮平様にクビったけでございます（笑）。たびたび話題になるこの作品ですが、それぐらい全乙女の心に根づいていますよね！　はぁ。もう一回観直そ（笑）。

『花より男子』

私にとって青春のドラマであり、大好きなバイブル！　

F4がカッコいいのはもちろんのこと、でもやっぱり牧野つくしちゃんが本当に大好き！　自分が置かれた環境に何事にも屈せず、まっすぐに生きる彼女に勇気をもらっていました。つくしの「調子こいてんじゃねぇ！」、花沢類が泣いているつくしにハンカチを渡すシーン、名シーンが多すぎて語り尽くせないです。なかでも、シーズン1の最終回、ふたりが両思いになったシーンのセリフは暗記しています♡ 　

家で録画できてなくて、1週間泣いて家族と口をきかなかったことを思い出しました（笑）。

＼TVウォッチャー／

古沢保がおすすめ！

【PROFILE】

ふるさわ・たもつ　好きな番組は地味にヒットする控えめなご意見番ライター。「CULTURE BOX」で、話題のドラマやバラエティについて、独自の目線でコラムを執筆。5月号の128ページにも掲載されている『御上先生』のコラムもご一読を♪

『家なき子』

人気子役だった安達祐実が万引きでも放火でもする少女を演じて衝撃を与えたドラマ。主人公には病気の母を守るという理由があったが、バブルがはじけて殺伐とした平成初めの気分にすごくマッチしていて、その後、平成の日本がどんどん自分本位になっていくことを予感させる。

最終回、主人公の目に一瞬幸せな家庭の幻が浮かんで消え、群衆に向けて「同情するなら金をくれ！」と叫ぶエンディングは涙もの。当時自分も入社してすぐの会社を辞めようとして不安だったけど、強く生きる勇気をもらった。おかげでどうにか平成を生き抜けました。

『結婚できない男』

阿部寛演じる独身中年建築家の不器用な恋と、周囲との関わりを描いたドラマ。主人公は他人との調和を気にせず優雅にひとり焼き肉やクラシックを楽しむ変人。そんな人物に恋愛は難しく、夏川結衣演じる女医との丁々発止のやり取りに笑わされる。

自分優先な平成の気分を、周囲に迷惑をかけない形で進行させたのがこの主人公で、自分の心地よさは大事にしたいけど、誰かと心も通わせたいという感覚は今の若者にも共通なのでは。筆者も主人公のあとを追って独身を続行中だが（優雅ではない）、幸せって案外こんなもんかなと思わせてくれる一作。

次回、最終回▶︎▶︎▶︎「体験する」『平成レトロカフェRETOPO』で気分は「マジ、テンアゲ〜」

「平成レトロ」が体験できるスポットをJUNONがレポートします！

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VOL.1▶︎▶︎▶︎「カルチャーを読む」難波功士さん

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