ジュノンボーイからの“6年間”

ー６年前のジュノンボーイコンテストとの違い、当時からの心境の変化などはありますか？

６年前か〜懐かしい（笑）。当時のことを思い出しながら、『ミスタートロットジャパン』にも参加させてもらいました。あのときは、候補者それぞれが幅広い魅力、違うジャンルの中で戦っていて、評価のされ方がわからない不安や緊張感があったと覚えています。期間中はもうずっと緊張しっぱなしで、常に忙しかった。

ー今回のオーディションとどっちの方が緊張しますか？

『ミスタートロットジャパン』には“歌”という同じ枠の中で、それぞれの魅力で戦うシビアさがあるのかな。練習があって、最後に本番ステージ1発でどんってやって、合格か不合格か急に来る感じ。普段からの緊張でいえば、毎月BEST〇〇に残るかどうかWEBで発表があるジュノンボーイコンテストの方が張り詰めていた感がありましたが、ステージや結果発表の緊張感に関しては、やっぱりこっちが大きいなっていう風にも思います。

ー第32回でDDセルフプロデュース賞を獲得して以降の、自分自身の変化についてお聞かせください。

当時は菅田将暉さんがすごく好きで、俳優と音楽の両方をやりたいって思って飛び込んでいったら、周りはイケメンばっかり（笑）。それをきっかけに自分のビジュアルを意識するようになって、美意識の高さをほめてくださる方が増えたと感じています。あと最終選考会で初めて大きなステージを経験できたので、その経験から今はステージでいい緊張感を持ちつつ、でも少しは余裕を持てる立ち振る舞いができるようになったかなと。

ーこの6年間で特に印象に残っていることは

京セラドームでの国家独唱を任せてもらえたことがうれしかったですね。人生でいちばん大きいステージで、お客さんは野球目当てで自分を観に来ているわけではなくて、そのなかでも、自分の良さをわかってもらえるには…って考えていました。

第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト挑戦当時の写真