嫌味なお嬢様にはならないように気をつけてます

シーズン2と映画の制作が同時に決まるような、みなさんに愛されている作品に出演できるというのは、素直にうれしかったです。お話をいただいたときは、妖怪役かな？と思ったりもしたんですが、いまだに現場で妖怪に会っていないんです(笑)。

このドラマは、小芝風花さん演じる気弱な女子・澪が、一緒に暮らす妖怪たちに助けてもらいながらもさまざまなトラブルを解決して成長していく、ホラーコメディです。毎回いろいろな妖怪が出てくるんですが、映像が鮮やかできれいですし、テンポもすごく良くて楽しめる、そんな作品になっていると思います。

私は、澪が働いている外資系エンタメ会社で秘書をしている白鳥芽衣役で出演しています。箱入りの社長令嬢で、苦労知らずな小娘って感じの役柄で。ドラマの台本をいただいたとき、私は嫌味なお嬢様なのかなと思ったのですが、監督と本読みのときにお話をして、そういう感じじゃないほうがいいとアドバイスをいただいて。澪に「なんでそんな茨の道を歩くんですか」みたいなセリフを言ってしまうんですけど、嫌味なく言うように心がけています。それが視聴者の方に伝わっているか少し不安ですが(笑)、芽衣に悪気はまったくないんです。